今年は懐石料理を習いに行くと決めていたので、本年度の第一回に参加してまいりました。
なかがわ先生は段々日本食に傾倒している・・・との印象を与えてしまってはナンですが、そうです。 結構傾いております。 どうしましょ。。。
いや大丈夫、欧米のご飯を語るにはまず日本のご飯を知る必要があるのでございます。
今回からお邪魔することになりましたのは、懐石料理では有名な店です。土曜日のアイドリングタイムに2時間、デモンストレーション形式で行われます。
去年からお勧めしていたので、すでに数ヶ月ご主人と通っている生徒さんもいるのです。
メニューは全部で7品でした。目の前で調理していただきます。
今までの経験が大変豊かなきたおかさんなので、一つのメニューでも応用の説明が延々と続き、書き留めるのが大変です。 ずっと知らないできた事や間違った調理法などを確認してとても勉強になります。
白菜の煮浸し 上にはベーコン、柚子、糸がき
風呂吹き大根 練り味噌、柚子、一味 練り味噌の応用を数種類学び大感激!
芹と地鶏の煮合せ ゴマ、のり、忍びすだち 芹がさわやか久しぶりの味
寒鰤 照り焼き 季節の物 やっぱり照り焼きは美味しい~ご飯が欲しい。。。
蟹鋳込み餅 みぞれあん かもじ葱 わさびのせ
中に大きな蟹のみが鋳込まれているのです。贅沢。
手打ちうどん 胡麻だれ 茗荷、浅葱、油揚げ、茄子、きんぴら、貝割れ、卸ししょうが
峰岡豆腐 春巻揚げ デザート
今日のお土産は松前づけ。数の子も一杯入って大変嬉しい一品です。
大変美味しくいただきました。充実の7品。
説明もこれに加えて応用の巾がたいへん広いので、メモるのが追いつかないくらいです。
勉強になったのですが、あまりの自分のしている料理との違いにちょっと凹みそうです。
きたおかさんは人間的にも非常に豊かで真面目な優秀な調理人でいらっしゃいます。
真摯な態度と懐石料理に対する情熱、姿勢が心を打ちます。
色々学んで、少しでも知識を積んで自分の分野を極めて生きたいと再び覚悟した一日でした。
(でも、明らかに体に良いのは和食だわ~~。 考えないと。。。)