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アメリカのTV料理番組


5月26日に行われた'フードメディアフォーラム’初参加させていただきました。

放送作家の’わぐりたかし’さんに、週刊ゲストニュース '今週はこれで決まりっ’のメルマガを送っていただき、その中で初参加の私のBLOGもご紹介いただきました。 ありがとうございました。










日本テレビの総合プロデユーサーの三枝孝巨さんとわぐりさんが、掛け合いで人気のテレビ番組の中のコーナー

’MOCO'S キッチン’の裏側をお話いただいたところまで、この前のBLOGで書きました。 どこまで書いて良いのかわからず、ちょっと中途半端で腰の引けている状態でコメントしてしまい反省してます。






そのお話の中で、MOCO'Sキッチンの成功の陰には、アメリカで70年代に放映されていたTVの料理ショーが参考になっている事をうかがいました。

面白い。



Q わぐりさん 'この中で、世界の料理ショーをみたことのある人?’ との問いかけに、

なんの迷いもなく、心の中では'当然!!でしょ’ とはっきりと挙手した私です。

わぐりさん、ちょっとひどくて ’それなりの年齢の方達ですね’だって。 そうだけど、、、。










ちょうど70年代後半にサンフランシスコに住んでいました。
今思うともっとあれもこれもしておけば良かったと後悔するほど、この時代はアイコニックな時代です。


ヒッピーが終わったころ、バークレーの街にはサイケデリックな(死語??)シャツが売られていたりしました。バークレーの街では小銭を頂戴とすがる若者も多く、徒歩ででかけるのが怖いと思った場所もたくさんありました。ですが素晴らしい音楽が多かったのも事実ですし、良かった事やそうでない事もひっくるめてすべて記憶に深く残っています。  そう言えば、まだスーパーに行くと、キャッシャーでフードスタンプで支払う人が多くいた時代です。 (FOOD COUPON がね、戦争から帰ってきた人たちに使われていたころです。)




UCバークレーのキャンパスでは、いちご白書をもう一度’の映画が撮影されていたり、このあたりで今はどこにでもあるスタバの前身がスタートした場所でもあります。 個人的な感想だと思いますが、非常に歴史的にみても話題の多かった所と思われます。  近所にアリスのレストランが開業されて数年たったころとか、そんな話題もありました。 








そんな時代のTVもそれは面白い物が多く、今でさえ幾度となく再放送されているものがたくさんあります。 また現代では当たり前のショーがここから始まったと言えるであろう、そんな元祖料理ショーもいくつかありました。






その一つが、話題に上がりました'世界の料理ショー’ グラハム・カーの料理ショーです。
私はリアルタイムでかじりつくようにして、その番組を見た記憶が今でもはっきりあります。




とかく固くなりがちな料理番組ですが、無茶苦茶に近い展開でOKだったんです。  奇抜なアイデアで驚きのショーでしたが、最後にはちゃんと出来あがって拍手喝さい。

客席にいる多くのオーデイエンス達の笑い声やあきれた歓声が容赦なく一緒に放映されていました。





アメリカのTV料理番組_b0111632_1828315.jpg





大体ワイン片手に登場です。
今となっては、笑ってしまいそうな70年代のファッション。
そしてヘアースタイル。
英語はイギリス英語。 そして独特なユーモア。


GALLOPING GOURMET ってくらいです。
あ~落ち着かないし、がさつです。

適当で、計量なんかしない。
お鍋のふたを落としたり、焦がしたり滅茶苦茶。



でも、最後にはちゃんと出来あがります。
そして観客の中から一人選ばれて、一緒に試食を楽しみます。
なんだか美味しそうにできあがるのです。










この時代の料理ショーは、全部このように'可笑しく楽し’かったわけではないのですが、
他にも伝説のショー JULIA CHILD の番組がありました。
記憶に間違いがなければ、色もトーンが暗く、古いイメージのセットでした。
決して派手ではなく、落ち着いたスタジオーーーなのにジュリアがまたやってくれるのです。

ユニークな声で独特の喋り方です。
元はコルドンブルーを優秀な成績で出ているので、実力はあるのにーーなんとなくがさつである事が似ています。

ただ、二人とも料理の基礎は正統派である事も似ています。バックグランドは素人でないのね。






MOCO'S キッチンのもこみちさんは、このショーを見て育った年代ではありません。 どうもご本人も番組をスタートした時は知らなかったと思われます。


でも、かけすぎに近いオリーブオイル
打点の高い塩振り
ちょっとお茶目なスタイリング。
天然な部分と、おじギャク 冗談の質??  はどこか似ていますよね。







グラハム・カーの話しに戻ります。

もう80歳に近い年齢ではないかしら。
アメリカに在住されていて、3人のお子さんと6人のお孫さんに恵まれています。




アメリカのTV料理番組_b0111632_18291172.jpg





そして、今。
当時溶かしバターをふんだんに使っていたのに、もう今はヘルスコンシャスなライフスタイルを提案しています。



EATING BETTER FOOD を提唱しています。

EDIBLE PLANTS FOR OUR OWN TABLE と自分で食べる野菜を積極的に育てることも。

健康志向を提案している現在です。








アメリカの料理テレビ番組は、どんどん体を気づかった話題が尊重されています。
このままで行ったら、どんどん子供の糖尿病が増えていきます。
正しい食生活をする事に対する警鐘を鳴らす人が多いです。





今年3月、テキサスでテレビをみていてこの話題をグラハムカーが提唱している部分を垣間見ました。







わぐりたかしさんからも、アメリカの料理番組の歴史と変遷を是非レポートしてみたら、とご提案いただいています。

リアルタイムで観てきた部分は書けそうです。
そして今から過去10年くらいは、年に数カ月アメリカで過ごしていた時期もあり、自分の興味もあるので是非機会があったら書いてみたい。




じっとTVにかじり付いて、みていた事がここでご披露できるなら、無駄でなかったって事も嬉しい。

あ~もっと見ておけば良かった、って?
や、充分頑張ってみたと思います。(笑)






PS

あまりに懐かしくなり、GRAHAM KERRにメールしちゃいました。
今日本で話題になっている事も書いちゃいました。

ファンレター現代版です。
あ=懐かしい。

お返事来たら、また公開します。

多分来ないね、ん。
by gacha-mama | 2012-05-28 18:30 | in US
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