イタリアのお米




日本の新米を堪能できる時期です。
秋は栗ご飯から松茸ご飯など、実り豊な食材をご飯と一緒に炊き込んでいただけるので、大好きな季節です。


先月からリゾットを教室で一品加えて皆さんと調理しています。
日本と違った炊き方をするのは、それぞれのお国の多種にわたるお米の違いからくるもの。
特にイタリアにはリゾットに向いている代表格の素晴らしいお米が何種類かあります。



以前のクラスではアルボリオライスを使っていましたが、最近は種類も豊富に簡単に手に入るようになったので、別の種類のお米を使っています。

それぞれのお米にはそれなりの特徴があります。
見た目も丸っぽく、真ん中が乳白色です。







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これが前回のクラスで使ったお米。
リゾットを作るのに、中々火が通らず時間がかかりました。
そのかわり、アルデンテの状態の持続は確保できるのが日本の米との違いです。
クリーミーな仕上がりになりますし、米自体の味もしっかりとオリジナリテイーを感じさせてくれます。












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RISO NANO VIALONE
イタリアも北の方のお米です。
VERONAってお米料理のたくさん紹介される場所。









世界中の市場に出回っている・・イタリアのお米で有名なのは、
 
    ・ARBORIO
    ・CARNAROLI
 そしてこの
    ・VIALONE NANO

NANOはナノ。粒の細かい品種です。





それぞれが独特な個性を持ちますので、それに合った調理法でもちいれば良い訳です。


アルボリオライスは日本でも良く見かけるので、名前の浸透は一番かと思われます。
実際は、味の面では他の種類に比べて少し劣勢かもしれません。
でんぷん質が多いために時間をかけた加熱には早くベトつく性質があるのも事実です。
ですが、その特質が望まれる(クリーミーな仕上がりを目指すタイプのリゾットの調理など)には向いているとも表現できます。

割合すぐに火が通り、モチモチする個性を嫌いならば選ばない・・・ってことになります。








それに反して、
CARNARONIやVIALONEは長時間アルデンテが保たれるという部分が人気です。
程ほどのでんぷん質を含み、炊いていくうちに味が良くなじみます。
美味しいブロード(ブロス)をしっかりと吸い込んでくれるわけです。
表面は熱が良く通るのに、アルデンテに仕上げることのできるお米の種類です。

丸っこい胴体で乳白色。
粘り気が少ないので、べとつかずに望ましい結果を得られるのです。
クリーミーなのに、べとつかない点が理想的です。







いずれにせよ、レシピがどんな状態を目指しているのかにもよりますし、
それぞれの好みにもよるところが多い。








イタリアのお米は法律で4種類に分けられています。

   1.ORIJINARIO、 または COMUNE、
   2.SEMIFINO
   3.SUPERFINO

ですから、それぞれのお米のパッケージにはこの法律にのっとった種類分けの表示が義務付けられていることになります。

それを理解したうえでパッケージを解読するのも楽しみです。










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これがCARNARONI。
RISO(お米) SUPERFINO  

SUPERFINE ってことだわね。


上のお米もこれも1キロパックです。


それにしてもお米の袋やパッケージ自体がすでにアートしているのが、羨ましいね。
すっごくお洒落。

この感性はイタリアを感じさせてくれるじゃない?
それだけでも豊かな気持ちになるわ。


↓ そして袋の裏側  ’表良けりゃ、裏もカッコいい!!’ って。

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イタリア語自体がかっこいいい・・・
なんてヒドイコメントですが、何かじっと読もうとしていると引き込まれそうな独特の世界を感じます。
行かなきゃ、行かなきゃいけないんじゃない~~???
って。 はぁ?   


いたって単純な私ですから、ちょっと妄想タイム。
袋をくんくんして、また妄想。

ずっと前に行ったっきり、イタリアには中々足が伸びません。
あ~本場に行きたくなります。。。。。













TEXで見たインド人経営のインド食料品店でもお米のパッケージ自体が素晴らしくて写真を撮り、BLOGにのせました。 どうもその点では外国の方がお洒落感がありますね。
結構派手なデザインですが、お米に対する熱意みたいのが伝わるって気もするくらいのデザイン力でしたよ。
イタリアのデザインは大人っぽく、洗練された雰囲気です。
いいなあ。。









そんな準備をしています。
今月もまだリゾットやります。

クラスによって、お米によって、
人によって、組み合わせる素材によって。

どんなリゾットになるのが、とっても楽しみです~~。









PS


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これはアメリカから買ってくるインスタントに近いリゾット。
必要な味も中に全て入っているタイプ。
でもトリュフ味。

この他、黒いイカ墨味とか、色々買ってきました。

一人用の量だわね。
250gだから、良くって2人。


残ったリゾットも、焼いて焼きリゾットにしたり、コロッケにしたり、
中にモッツオレラチーズいれてアランチーニ、ってトマトソースとともにお出ししたりして、

なんてなんて・・
妄想クッキングが頭の中でアレコレと浮かびます~。


お楽しみにね。
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by gacha-mama | 2010-11-04 17:29 | GOURMET
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